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アメリカにおける日本食、日本酒の受容

2026/08/06不断斎見聞記

米国テキサス州のオースティンで、日本酒にも力を入れているというバーレストランに入りました。そこで日本食の代表寿司と日本酒が、かくもアメリカに、そしてアメリカ流にうまく受容されていることに感動して、これは帰国したら何か書こうと決めていました。そして帰国前にサンフランシスコ国際空港SFOに隣接したホテルに泊まることになって、ホテル内のレストランに入ったら、また同じ思いを強くしました。これはもう、ひとつの流れがかなりはっきり出てきているんだろう、との思いを強くしました。IMG_3486

まったくのアメリカで定着しているバーレストランですが、カウンターと、テーブル席があります。フロア席はゆったりしたソファですが、日本のクラブやラウンジで見るものよりも、もっと大きくゆったりしている、通路、間隔も大きい。照明は目の色の関係か日本より暗い暖色の灯りです。ただ、カウンター上には明らかに日本が発明した細長のネタケースが並んでいます。カウンターの内側には、寿司職人が並んでいるのですが、日本人ではなくアジア系のスタッフです。これはグリーンカードが得にくくなっていて、アジア系スタッフに替えているからでしょう。カウンター内側背後の棚には一面酒類が並べられていますが、そこには日本酒がある程度並んでいます。冷蔵庫はどの程度あるのか、客席側からは確認できませんでした。メニューには日本酒と寿司がそれなりにリストアップされています。そう日本酒を前面に立てている風でもなく、自然と溶け込んだ感じあり、かえって好感が持てました。メニューの地酒リストは、その店をめぐる流通状況とオーナーまたは責任者の考えと方向が窺えるもので、銘柄や価格帯も見ますが、その取り合わせをいつも注目しています。どうやら知名度とかコンテストの受賞歴を基に名前で選んでいるところから、自分で考えて選ぶ、彼らはストーリーが好きで、自主性を尊びますが、次のステージへ入ってきている印象です。 IMG_3516  アメリカ人は日本に来たらレストランはせせこましくて妙に明るいと感じているのではないかと思います。ソファで仲間と話しているすぐ後ろを他人が歩く距離感覚は耐えられないのではないでしょうか。このゆったり感覚のレストランを日本で作ったらインバウンド客も含めて当たらないだろうかと考えていました。日本は賃料が高いから無理?、というのは米国不動産の価格、賃料が超高値にある現在、もう当たらないと思います。彼らはこれくらいの空間的余裕が必要なのだろう、と感じました。また、どんな銘柄が扱われているかやその動向はこのサイトの受け持ちエリア外ですが、相当な日本における酒業界の情報が入っており、またそれを彼らが地域の流通状況に応じて、アレンジし始めていると理解できました。

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