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2015/08/26お知らせ

中古住宅の取引を拡大するための動きが活発化しています。不動産鑑定士も宅地建物取引士はじめ各種専門家と提携して、「住宅ファイル制度」を創設し、普及、定着をめざしています。特に木造住宅が築後２０年程度でほぼ一律に取引価値を失うとされる、不合理な取引慣行を改める他、売主・買主間の情報非対称性を低下させ、市場の透明性を高める、そのためには不動産鑑定士も、修繕、改装を反映した評価手法の見直しが求められています。ファイルが普及して中古住宅のリフォーム歴、管理・損耗状況が明確な形で、売買されるごとに伝えられていくことが期待されます。そのためにもファイル発行の実績づくりや、中古住宅取得に融資がつきやすくするなど、他方面への働きかけが求められます。

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